夏休み開始!
富士山駅から冒険キャンプ2013スタート!
初めての森の子も
再び森の子も、なごやかにオープニング!
まずはテント設営。
みんなで協力して建てま〜す。
「ブランコの隣に張りたい!」好きな場所に張れるっていいよね♪
ハンモックもつけて、ぼくらのベース基地は完成!
お昼ごはんは、恒例のお餅つきなんですっ。
標高1000mの森では、さわやかな風が通りぬけていくので、
「よいっしょっ!」しても、汗をかくことなく、ちからいっぱいお餅をつけます♪
午後からはツリークライミング。
はしごが揺れて、怖い!
しっかりとハーネスとビレイをとっているので大丈夫なんだけれど、
このドキドキ感がたまらないいいっ!
樹の又でビレイしているマサが終了点。
森はマンダラ。
少し、登っただけなのに、世界を高く見下し、広く捉えられるから不思議!
上からの景色。
鳥やりす、木の上に住む動物たちの気分。
すべての経験は世界を広げる羅針盤。
電気もガスも水道もない森。
ランタンの灯りが心地よく、闇夜を照らしています。
テントに眠る人、
野宿の人、それぞれに自分の好きな場所で眠りにつきました。
おはよう、朝、
おはよう、みなさん。
今日はどんないちにちを創ろう?
西丹沢の沢へ
清らかな水の流れる河原へきました。
水流の強い沢を登ってみる!
川のエネルギーに対峙する真剣な時間は永遠。
川の流れに身をまかせて浮かんでいこう。
イワナかな?川魚を見つけられると、なんだか嬉しんだよね!
本流をつめる!
ヘルメットをつけて、ここからは少し真剣な沢登りを楽しんでこう♪
「わー水がきれいだね!」
沢の急流をいこう!
突然、堰堤が現れるっ。
光と水が勢いよく、天から注がれる。
思い切って、水に打たれてみる。
姿勢正しく、滝に真っ直ぐに立つ。
堰堤をまいて、登山道から、また河原にでました。
山々の連なりと河原が明るくて、世界が変わったみたい!
ひとしきり遊んで、下山は登山道から。
山から道路へは橋を渡っていこう。
「おーい!」と声をかける。
ふりかえる友達が見上げてくれるって、なんかうれしい♪
森に戻りました。
ターザンロープにハーネスをつけて、バンジージャンプ!
子どもの考案とクライミングシステムを工夫してみました。
子どものやさしさが自然に溶けていくようです。
青空にのびやかな富士山。
おはようございまーす!
森のルートから双子山へ向かいます。
シカたちの痕跡を見つけたり、ゆっくりと呼吸をしながら歩きます。
緑のかわいいおやま、双子山。
夏の花々が咲き、風に吹かれてそよそよと、
さぁ、ゆっくり登っていきましょう♪
山々の連なりが美しい。
箱根連山一望、朝の光に注がれて、街も自然も祝福の時。
頂上への急斜度は、かなりキツイ!
けれど、ここを登り切れば、出会える世界が待っている。
双子山弟山に到着!
空の広がり、風と雲と光が、富士山に影を映して、
大きないきものみたいに、動いていくよ。
兄山へ登っている人を見つけられますか?
この大自然を背景にすると、人はほんの小さな存在なんだなーと思います。
けれど、その小さな点のような人が、確かに頂上に向かって、登っているという行為の尊さ。
「おーい!がんばれよ〜」と、兄山には上らなかった子たちが、
山に向かって応援。それぞれにいい時間を過ごしています。
さぁ、下山するよ〜!
黒い雨雲が近づいてきたよ。
これが!「富士山砂走り」なんですっ。
冬場の雪崩れの跡、
粗い小石まじり砂の壁をクライミングしてみる?!
先に上がった人が、いじわるワルワルで、砂を落として登らせないようにしたり、
子どもたちの作戦合戦、楽しいわ〜。
下山するかっ!
走るるるるるるっー!
森に戻り、まったり、、、。
で、突然の豪雨!!!
バケツをひっくり返した雨というのは、こういうことです!
土を掘れそうなモノをなんでも道具にしちゃって、
とにかく溝を掘って、水路を造るぞっ!
「いゃ〜すごい雨だったよね、、」と、ほっと一息。
雨に打たれて、冷えたからだを、炎があたためてくれます。
火ってキャンプに欠すことのできない、(いのち)の源のひとつだと思う。
最後の夕食はホイル焼きにしました。
キノコ類や海鮮、ジャガイモやカボチャをくるんで、炭火でじっくり。
おいしーい!
激しい雨もなんのその!
ぼくらの頼もしいベースはコールマンのタープがしっかり守ってくれました。
最終日朝、早起きさんは、まず焚火に火をつけてくれます。
ただ、火を前に、くつろぎの時。なにを話すことなく、朝の穏やかな時と共に在る。
天気をみてみると、どうやら雨の予報。
朝食前に撤収作業開始!
子どもたちと天気の情報を共有して、「だからこそ、いまでしょっ!」と行動を促す。
納得感のある情報は、主位的な行動に直結していきます。
雨だしな〜。
村民プールへ遊びにいきました!これがかなり自由度の高いプールでサイコ〜!
女子は水中バレー、サイコウ15回続いたよー。
水に飛び込んでレシーブ決められちゃうから、超楽しい!
解散じかん間際まで、
トントントントン日曜大工しました。
シーソーを作りたい!
色々工夫しているご様子。
熱い鍋を置くのに、ダンボールを使っていたのですが、
それじゃね〜と、鍋敷きを造ってくれました!
ステキなギフトをありがとう♥
夏の冒険キャンプ2013
大自然に包まれて、ゆったりした時と共にすごしていくキャンプになりました。
少人数ならではの活動、ツリークライミングや沢登り、
本格的なアドベンチャー活動も体験できました。
ひとりひとり、その子の自然体で関わり合うことができて、
とてもやさしい、柔らかな空気感。
北海道からやってきてくれた学生スタッフ、
子ども同士も、いま自分の育つ場で得ている経験をシェアしながら、
キャンプを自然に楽しんで、みんなで一緒に創っていくキャンプになりました。
自然と人とわたし、
これからも、あなたはあなたらしく、あなたの道を歩いていくことを
みんなが、どこかで、応援しているよ!
そんなメッセージが浮かんできます。
4日間、素晴らしいキャンプになりました。
送り出してくださいました保護者のみなさま、
ご協力頂きましたコールマンジャパン(株)さま、
水を運んでくれるキンキン、
すべての自然に感謝します。
ありがとうございました。