FOSジュニア・北八ヶ岳コース無事終了♪
茅野駅に集合!
小雨をしのぎ、屋根の下で靴合わせ。
登山口で共同装備のパッキング。
3日分の燃料・食料・テント・マット、かなりの荷になります。
中高生、共同装備を分配し、がっつり担いでもらいました!
小学生は待ちきれずに、先に登山道へ上がってしまい、
出発集合写真は大人なショットになってます。
重荷を担いで歩く。
キツイ!この状態は誰かに代わってもらえるでもなく、
ただ、ひたすら、自分と向き合う時間。
黙々と淡々と、雪の登山道を登っていく。
マサは登山は「動的瞑想」というんだけれど、
自分のなかに、いらないものが、からだから呼吸から、自然に取り除かれていく気がするよ。
予定のキャンプ地にそろそろ到着かっ!
(もー歩けない、、)って、雪に座り込んでいる。
自分の限界点を超えていく。からっぽになるって実はすごく気持ちいい。
「よーくがんばった!よし、テントを建てよう!」
暗くなる前に、テントを張らないと大変。寒くて厳しい自然環境下、ここは協力して作業開始。
男子はスタッフぽぽと7人テント。
風向きを考えて、テントの入口を決めたり、コンセンサスをとり、自然にアイスブレイク。
女子はCちゃんがリーダー。経験豊富なお姉ちゃんの存在は頼もしい。
キッチンテントを張ります。
夜にタープの張り綱に引っかかると危険。高い位置に紐を張ります。
食料は冷蔵庫を掘って収納スペース。
雪キャンプは想像力でなんでも自由に造れるから、楽しいんだよね!
誰〜もいない、雪山世界で14人の仲間たち。
大自然に包まれて過ごす夜、はじまりましたー。
山の朝、霧深く、湿った冷たい空気に包まれている。
寝袋からでたら、完璧なる雪用フル服装になるべし。
雪テープルを囲んで、好きなお茶を頂き、朝ごはん。みんなかっこいい!
(ベーステントは、NEMO ヘキサライト6P 14人が集えるうれしい空間をもたらしてくれました!)
冬山で大活躍!燃料効率2倍のプリムスのEta PackLite&Eta Power。
と、大御所の大鍋も現役ですっ。
おなかが満足したら、即雪遊び開始。
かまくら造りに夢中なふたり。
こちらは大型スノーテーブルに挑戦!
福岡のお嬢様たち、芯にものすごいパワーあります。
中高生男子、雪のブロックを切り出して、イグルー制作中。
頼もしい!!
森の神さま?! コロボックル?
お供え物したりして、子どもたちホント楽しんでるわ〜♪
トイレは携帯用式をセット。
自然環境に配慮し、排泄物は持って帰ります。
午後から天候回復。
スノーツアーに出かけよう。
森をぬけて、蓼科山を望む斜面を登る。
かなりの急斜面。
アイスバーンではなく、安定した雪面を確実なステップでいこう!
ここを、今回のぼくらの終了点としょう。
みんなの笑顔がいいね!
真下にキャンプ地を望む。
ゆっくりでも、歩いていけば、目的地にたどり着くことはできるし、
ぼくらが思っている以上に、この世界は広いんだ。
お留守番の小学低学年女子。
遠くの山を登るお兄さん方はいずこ〜?!
お留守の間にイグルー訪問。
「すごーい!ベットがあるよー」って、まるで絵本の「3ひきのくま」、かわいい〜♪
こちらの2人組には、働いてもらいましょっ。
きれいな雪をスコップでガシガシテントに投入し、キッチンの補修作業入りますっ。
ほっー仕事終わったしー。
テントでくつろぎのじかん。張るカイロが手放せないわ〜。カイロってすごい!
ちなみに、アライテントはテントにカーテンのような内張をして保温力UP。
水はいのちの源。
3日間、この沢の水をいただきました。ありがとうございました。
キャンプ最後の夜。
真っ暗な闇に包まれて、静寂のとき、、、。トランプ遊びの雄叫び!山に響いてますっ。
キャンプ最終日。晴天なり!
朝、早起きさんが水汲みに行き、煮沸し、ポットに入れて置く。
自分にできることを、惜しむことなく提供し合える素晴らしいチームになりました。
撤収作業。それぞれに言葉をかけあって、機能的に働いています。
女子テントもマサに教えてもらいながら、、、マサがやってます。
そのうち、できるようになるでしょう。
ベース&キッチンテント撤収。四隅を持って、パタパタ乾かす作戦中。
中で遊ぶ人も、役に立っているご様子、、、。
全撤収完了!
素晴らしい雪の世界、全員集合!
小さな時から山に通い育ってきた子が大きくなって、友達を山へいざなう。
この大荷物を背負って、大変なことなんだけれど、でも山っていいよね!
休憩した場所。登りたくなっちゃう斜面あり。
荷物を下して、ガシガシ稜線に向かってしましました。
ふりかえると北横岳、ご対面!登らないと、出会えない山でした。
食料だけは減っていますが、装備が濡れている分、重さは変わりません。
下山はやはり、黙々と淡々と歩く。
登山口に無事に下山到着!!!
放心状態でぐったり、、。よく頑張ったよー。この充実した達成感。
大自然でのキャンプ。
山そのものに触れる。子どもが、自分に必要なものをすべて背負って上がる。
もう、それだけで充分な経験と体験になると信じています。
天候に恵まれ、縁あって、集まった11人の子どもたちとの3日間、
素晴らしい時間になりました。
すべてに感謝します。ありがとうございました。
- 2013.03.31 Sunday
- その他
- 10:52
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- by masa-fos