南会津・伊南にて。
福島市・郡山市の子どもたち、
4泊5日間の保養キャンプはじまりましたー。
外で遊べない状態が続いている子どもたち、
テント設営後、「川で遊びたーい!!」 明日まで待てないっ。
すでに夕暮れでしたが、「いくかっ! 」
大人たち、万全な対策でLet`s Go!
初めての出会う人とも自然に友達になっていく。
子どもの笑顔、炎にゆれてるね。
「おはよう」朝がきました。
好きなじかんに起きていますが、朝食の7時半、全員集合します。
キャンプ場ベースで過ごすゆっくり過ごす2日間。
いろんなブースがあり、好きなことをできます。
トランプ大会会場には福島大生と子どもたち、
かなり盛り上がっていました!
ひっそり絵本コーナー。
森で読むっていいんだよねっ。
地元の大工さんから頂いた廃材で木工コーナー。
角材中心だったので、釘が太くて、長い!
一本打つだけで、充実感あり、なかなかよかった!
幅広い年齢層が気軽に楽しめるよう開発されているニュースポーツ。
意識を集中させて、ほどよくからだを使う。
けんかにならずに個人でもみんなでも楽しめまーす。
一番人気は川遊び!
「ねぇーまだ?早く川に行きたいぃー! 」子どもたちのエネルギーが高い!
遠くの沢遊びポイントまで行くチーム。
石の上をぴょん!ひょん! 河原を歩くのも楽しい。
潜る・流れる・飛び込む!
魚になる
水になる
誰でもない、わたしのからだとこころ、じゆうに感じるままに。
イェーイ!!
おっーさむいっ。
冷えたからだには焚火!
吹いていく風が自然に火を燃してくれて、からだをあたためてくれるね。
日中のテント、空っぽですっ。
夜のテントは賑やかなので、テントも束の間の休息中って感じっ、、、。
地元郷土料理研究会のおばあちゃんたちのお昼ごはん。
「昨日、山に笹の葉をとりにいってな、もち米さ水につけておいて、、、、」
おばあちゃんたちのお話、こころにゆったりしみていきます。
手間暇かけて作る郷土料理。ふくしまの文化、大切にしていきたいね。
心尽くしの手料理、こんな時はお座敷スタイル!
靴をぬいで、ゆっくり食事をいただきます。
いちにち全力で遊ぶ子どもたち、ちょっとした環境配慮でほっと一息つくことができます。
午後からゴキゲンな遊び場を求めて、川をつめる。
「ここ、いいね!! 」 気に入った場所で遊ぶ。
なんて冒険的なじかん。
どうやら遊び過ぎたらしい、、、。
「走るぞっー。」 川に平行している道に上がり、走って帰ることに、、。
沢釣りチーム結成。
じっーと川を眺めて、「釣れないかなー?」
お料理のお手伝い。
「何年生? どこに住んでるの?」 子ども井戸端会議中。
2日間、森のベースで過ごしました。
夕方から花木の宿へ休息宿泊。
明日は尾瀬国立公園へ、マサからガイダンス。
福島大学エンドウ`ズによるクラッシックコンサート、
音楽のシャワー全身に注がれ、しっとりした心地でリフレッシュ。
さぁ、キャンプ後半戦へ! 自然にプログラムが創られていきます。
夕食後、地元のクワガタ名人によるクワガタ・プレゼント大会。
じゃんけんでオス・メス・大・小選べることになり、大盛り上がり!!
温泉、畳におふとん。快適な宿泊、みなさんぐっすりおやすみなさい。
バスに揺られて40分。
桧枝岐村・御池から尾瀬国立公園へ。
登山コースと散策コースにわかれます。
地元・ヌカピー隊長の尾瀬自然散策コース。
ゆっくり木道を歩こう♪ 歩こう♪
上田代まで約1時間かけて上がりました。
湿原の美しさ包まれて、ゆったりする子もいるし、
もう少し、行ってみよう! と思う子はお散歩気分で、、、。
湿原から山に入ると、世界は変わる。
また湿原にでました。
静かな田代が広がっています。
湿原を渡る風、さわやかで心地いい。
夏の花が咲き、遠く山々が聳え、ブナの大木を眺めながら歩く自然散策。
自分の体調や気持ちに正直に、無理しなくても大丈夫。
自然はいつもそこに在り、あなたが歩んでいることを見つめ包んでくれている。
登山コースは燧ケ岳の中間点、熊沢田代を目指します。
往復5時間、子どもはもちろん大人も真剣な登山になります。
空高く、雲がぐっと近く感じる。
登ってきたから味わえる世界が広がっていく。
燧ケ岳を望む。
みなさん、よく頑張りましたー!
はい、ポーズ! ゴキゲンなショットになりました。
キャンプ場に早く帰ってきた散策チーム。
屏風岩へ飛び込みチーム結成!
「おい、かなり深いぞっ」スタッフしゅんのナビで楽しくってたまんない沢遊び隊。
撮影入りますっ。
「おっ、さすがしゅん、かっこいい!」
「みんなで飛ぶぞっー! イェーイ!!」
サイコウですっ。
最後の夜、キャンプファイヤー。
エンドウズの生演奏、レクリエーションゲーム、
笑顔いっぱい、心が躍る楽しい夜になりました。
5日間のキャンプ、終了します。
突然の豪雨からみんなを守ってくれた大タープ、
快適なテントたち、ありがとうを込めて、撤収しましょう。
ラストはフルーツランチ。
いな夢クラブのスタッフたち、
食事の準備・活動のフォーローからキャンプの裏舞台をあたたかく支えてくれました。
福島大学の遠藤先生はじめ学生さんたち、
子どもに寄り添い、事前研修やHP制作など、保養キャンプのPRステキな窓をありがとう!
FOSのスタッフ、いつも即興指導バツグンに楽しい演出、頼もしいっ。
子どもたち、自然そのものにからだごと入り遊びきっていく姿、いのちが輝いて美しかった!
君たちに内包している生きるちからは未来そのもの。
保護者のみなさま、
子どもたち、心から楽しんでいました。
子どもたちが安心して遊べる環境さえあれば、子どもたちは自らの感覚に立ち、
自分たちが築きたい未来を、そこに集う人たちと創るちからを持っています。
いな夢クラブの救護担当和子さん、
最終日の朝に虫刺されのひどい子の保護者の方へ手紙を書いていました。
「自然の豊かなキャンプ場で、虫がいっぱいいました。
長袖・長ズボンを勧めましたが、暑いこともあり、ほとんどの子が長袖を嫌がり、
虫に刺されています。ぬり薬や消毒の処置をしました。
たくさん遊び、食事もしっかりとり、ゆっくり休み、からだの芯から元気になったと思います。
疲れていると思います。どうぞゆっくり休ませてあげてください。」
何回も書き直している和子さん、
同じ年齢の子どもを持つ親として、保護者の方へ向けた優しさに胸が熱くなりました。
「保護者のみなさんにお渡ししたらどうだろう?」と、また書き直してもらい、
お手紙を子どもたちに手渡してもらえるようにしました。
24日の南会津の放射線量は0.06、
福島市は0.58~0.71でした。
(福島民報8月25日付・県内13地点環境放射線測定値より)
同じ福島でありながら、高汚染地域の子どもたちには外遊びの規制が入ります。
けれど、やってきた子どもたちは心から自然を求め、全身でその海原に飛び込み、
いのちといのちが触れ合うことを存分に楽しんでいました。
その姿はその子の主体性に溢れていました。
生きていくこと、
それは食べることであり、
遊ぶことであり、働くことであり、
人と交わることであり、眠ること。
キャンプにはそれらすべてがある。
福島から帰路、夕暮れ。
「福島の子めらをみんなで育んべっ」ボンバーの呼びかけから始まったキャンプ。
桧枝岐尾瀬・南会津の山並みに光が注いでいる。
「またくるねー、ありがとーう!」
サイコウのキャンプ、
すべてに感謝します。
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