やまのまなびや10月。
秋の北アルプスin シャンッェ。
今年もサイコーの晴天なり。
素晴らしい雲海が迎えてくれました。
栂池高原ゴンドラとロープウェーを乗り継ぎ、
栂池自然園へ。
自然園から天狗原を目指し、乗鞍岳−白馬大池−小蓮華の全ピーク
まで行かれたらいいなっ〜と。
小さな人たちと小学3年生以上のふたチームに分かれてスタートとなりました。
山登りの途中、山からの湧き水に歓声。
ちいさな人々は即、手や顔に水をつけて大喜び。
単調な登りに元気を取り戻すポイントになります。
歩いては休んでのなかなか進まない山登りですが、
幼児の山登り。
お友達と遊んでいる状態が、たまたま、やまに来てしまっています。
という雰囲気で進めていくようにと、私は思っています。
天狗原2200メートルがゴールなチーム。
登りながら、しりとりも楽しい!休憩してはおやつ交換がうれしい!
なにをしていても、サイコーに楽しめるってなんて素敵なことだろう。
天狗原から乗鞍岳に向かったチーム。
急斜の岩場を乗り越えて、ちょっとしたロッククライミングを
楽しみながらの登山です。
3歳くらいから山で育ってきた子どもたち。
バランス感覚の確かさ、なんの心配もなく、
彼らのペースで歩くこと、登ることを見守れる。
子どもの成長と共に、自然体験を積みあげてきたことを
誇らしく思うほど、子どもたちにはしなやかな安定感がある。
白馬大池を眺める。
高地にひっそりと在る藍の湖。
この景色、感動します。
大池の岩に飛び乗り、遊びが展開されていきます。
「オレの岩だよ〜ん」と陣地とり。
その場にある状況をつかんで、さささっーと仲間に投げかけて、
受けての感性と交感しながら、遊びを創っていくおもしろさ。
君たちは遊びの天才だよ。
みんなで登るも楽しいし、ひとり山を眺める心地よさ。
遠くまで眺める景色の壮大なスケール。
北アルプスならではの稜線を眺めながらの登山でした。
来年は小蓮華から白馬へまで歩いてみたいね。
夜は満月。
この秋一番の天気に恵まれたこと。
山のかみさまに感謝します。
2日目は猿倉からのブナの森へ紅葉ハイキング。
これからやってくる冬の世界。
静寂と沈黙の雪世界の前に、
木々たちが色鮮やかに紅葉して、おしゃべりを楽しんでいるような
気がするの。きのこもピョコンと顔だして、動物たちのパーティーに
恵みをもたらしているし、私たちもそんな山の祭りに歩み入り、
素晴らしい山の世界を味わうことができました。
本当にありがとう。
金曜日の前泊からお世話になりました。
栂池のプチホテルシャンッェ。
新井さんの作るお料理・登志子さんの天然酵母のパンの美味しさ。
毎回、心とからだにやんわり効いて、
(家族といまのかけがえない時間を大切にしていこう)とふっと気づいてしまいます。
雪の便りが届いたら、スキーを積んでまたいきまーす。
遥々集った仲間と共に、満月の素晴らしい山旅2日間に感謝して。
どうもありがとう! ゆうみ