ユースの八ヶ岳アイスクライミング

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    粉雪の降る八ヶ岳。

    私学中学は受験日休校の為、特別ユースコース。

    日頃、ヨットやサーフィンを中心に活動しているバディ冒険団、

    山を中心に活動しているFOSとのコラボ。

     

     

    雪のテント泊とアイスクライミング。

    装備と登攀の道具でかなりの荷物になります。

     

     

    登山道の下が凍っていて滑りやすく、重荷を背負って歩くのは注意が必要。

    背負う荷物の重さと自分の重心を意識し集中して歩いていきます。

    山歩きのコースは自らの参加意識がないと、これほどツライことはありません。

    黙々と歩き、互いに声をかけあいながら、ふっとマイナスになりがちな感情を抜いていく。

    みんなの様子を見ながら、歩く時間と休憩時間の配分を上手く取り、上へ上へリードしていくFOS主宰のマサ。

    そして最後尾でチームを押し上げてくように歩くバディ主宰のえんちゃんとジャッキー。

    子どもと共に、本格的な自然体験を積んできた経験がいま、この瞬間に生かされていきます。

     

     

    テント予定地につきました。

    雪を整地してテントを張りましょう。

     

     

    冬場の活動のテントはアライテントを使用します。

    軽量さとテントの内張を張り、あたたかく過ごせます。

    こうした作業はささっーと終えたいところですが、

    ここを丁寧に作業するって大切。

    ふわふわの雪斜面ですが、自分たちの熱でテント下や回りがカチコチに凍ってしまいます。

    雪環境のなかで、自分たちの寝泊まりさせてもらうテント環境を優しく整えていくように意識する。

    自分の働きが自然と自然に伝わっていくようで、冬の自然というのは、見えないものが見えてくる世界だなと思います。

     

     

    はじまりました!

    念願のアイスクライミング。

     

     

    スノーシャワーの洗礼!

     

     

    この迫力。

    氷に打ち込むバイルと登山靴につけたアイゼンの爪を雪壁に蹴り込んで登っていきます。

    力だけではなく、自分のバランス感覚、氷を見定めて、一手を決めていきます。

    自分のエナジーが内側から湧き上がるような瞬間瞬間。

     

     

    すべてが凍っております。

    クライミングの時に砕けた氷を拾って水を作ります。

    水はいのちの源。あの美しい氷塔のお水を頂けるなんてステキ♡

     

     

    ピッケル・アイゼン・テントにリックとウェアーなど、

    厳しい山行ではいのちを守る道具であるのか?問われるところです。

    自然活動によって用途を使いわけながら、

    その時、最適な道具を使用します。

     

     

    テント撤収。

    みんな働きます。

     

     

    雪崩講習。

    埋まる体験をする人は、口と鼻を両手で覆い、雪上に横たわり雪にすっぽり雪に埋まります。

    雪に埋まるってどんな意識状態になるのか?雪の重さや冷たさを体感します。

    「おーい!」と雪の中で叫んでみます。自分の身体には自分の声は響くのですが、雪にすっぽり包まれていて、

    自分の声が外にどれだけ聞こえるのかは定かでありません。

    回りの人は雪のなかからかすかな声を聞き取ります。

    この(かすかな声の伝わり)を知っておくことは互いにとって大切だなと思います。

    天候の見極めや自然の立地を観察しながら行動する力を養うこと。

    雪の世界に入る心得を学ぶ、こうした体験講習も有効です。

     

     

    知ることは自らが歩む世界を広げていきます。

    そうした体験から学びを意識と身体の深い処で実感していく。

    自然が子どもに教えてくれる本質的な気づき。

    マサが山の世界で生き抜いてきた智恵、自然の摂理を捉えて、そこでどう行動していくのかを聞きながら、

    子どもたちは(そうなんだ、なるほど、、)と自らいま、在る自然環境のなかで体感していきます。

    この(わかる・わかった)という感覚を研ぎ澄ましてゆくこと。本質を見極めていく感覚を養うこと。

    自然を舞台に子どもの教育活動をしているバディとFOSの目指している教育観です。

     

     

    昨晩、降り続いた雪の斜面を登ります。

    腰までの雪にあええぎながらラッセル体験。

    息は上がるし、雪は踏み固められないしなかなか進めません。

    新雪に悪戦苦闘しながら、自分の感覚で(これかな!)に辿り着くまで繰返す。

    そのプロセスがなにより子どもの感覚を養っています。

     

     

    雪崩の構造を知る。

    雪崩ってどうやって起きるんでしょう?

    自然の摂理って腑に落ちる話です。

     

     

    大滝まで行ってみよう!

    と、左側の斜面に雪崩跡発見。

    雪質の違いを体感しながら、ここは注意をはらって横切ろう。

     

     

    急登です。

    正面に大滝が見えてきました。

     

     

    大滝の大迫力。

    早速、アイスを体験中。

     

     

    景観を楽しむ人と登る人。

    「よし、オレ、行ってくる」

     

     

    こんな滝を登れるようになりたいな!

    それぞれの場で身体づくり、自分づくりして、

    この滝を登らせてもらえるようになっていきたいね!

    それを遠い未来のビジョンにせずに、いつ? 具体的に決めていきたい。

     

     

    はい、下山!

    「きゃっほー!!!」新雪にダイブ!

     

     

    荷物を背負って下山。

    アライテント100L大活躍中!

     

     

    ちいさな頃、ビービー泣いていた子たちたが、

    こんなに大きなザックを背負って、雪のなかを楽しそうに歩いている後ろ姿にひとり感動。

    自然のなかで、そのこのあるがままに、自ら育つ手助けをする。

    それには、そのこの持つ個性も感性もすべてを発揮できる機会を提供し、

    大人たちはそこに寄り添い、見守るスタンスで場に共に在ること。

    自然は私たちの想定を超えた状況が起こってくる。

    大人たちはいくら準備をしていても、真剣に状況を判断していく機会に向き合うことになります。

    そのリアルな真剣勝負な世界に、いつも未知な未来が開かれていきます。

    その楽しさ、充実感を知っているから、私たちは自然へと導かれるように遊びにいくのです。

     

     

    今回は満月の日に山中湖ベースへ移動。

    海から山へ。月食を眺めながら移動して、赤く染まる満月が旅のはじまりをサポートしてくれたなと思う。

    いつかやりたい!願っていたユースの八ヶ岳クライミング。

    このタイミングでの2日間。すべての出会いと働きに感謝します。

    ありがとうございました。

     

     


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